府文化財指定されている渡辺邸が所有者が相続税が払えないのを理由に指定解除される
9 5月 2012 | コメントは受け付けていません。大阪府教員委員会は25日、府文化財指定されている大阪市淀川区の民家「渡辺邸」の指定を解除すると発表しました。
渡辺邸は、約2500平方メートルの広大な敷地に、江戸時代初期に建てられた、母屋や土蔵などが立ち並ぶ豪農の屋敷で、昭和40年に府文化財に指定されています。
そんな渡辺邸の文財指定が解除されることになったのは、2年前に渡辺邸を相続した現在の所有者が、多額の相続税が支払えないことを理由に、渡辺邸の建物を解体して土地の売却を決めたからだそうです。
渡辺邸が文化財に指定された40年当時の規則では、保存の義務規定がないため、所有者が希望すれば指定を解除することができるということですが、こうした理由で指定解除となるのはきわめて異例のことだそうです。
こうしたカタチで貴重な文化財が失われるのは大きな損失ですから、国や府で何とかできなかったのでしょうか?。